憲法 一般的考察

<憲法 一般的考察>
(憲法とは何だろう?)
お盆休み上記表題でいろいろ考えてみた。憲法は、権力を縛るもの< との論説があります。これはちょっと疑問です。英国から発祥した民主主義(立憲君主制)、当時権力の主体は国王で、それを掣肘するのが議会(庶民の代表)だった。この初期の民主主義の形態では、この論説は当てはまる。しかし現在は、行政:大統領・内閣(首相)の権力の源泉もまた国民に由来している(憲法前文&15条)。したがって、この対立概念(国王VS議会)は当てはまらない。
現代民主主義(戦後)からいえば、憲法を特定のバイアスをかけて見るのではなく、憲法は為政者(国会・内閣・裁判所)による統治のための準則< と無色で捉えるべきだろう。
(公共の福祉とは?)
憲法の第13条あたりに「公共の福祉」という概念がある。この「公共の福祉」って何だろう!? 国民益と個々人益の調整概念< と理解するのが最もしっくりくるし、各種説明が容易な気がする。

【関連前記事】
<憲法 「戦争」とは何か「戦力」とは何か?>

【参考文献】
佐藤幸治『憲法』
択一式受験六法『憲法編』

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この記事へのコメント

  • 直感馬券師

    教育勅語と道徳教育の復活を願う直感馬券師です。
    日の丸と君が代を愛す小生としては、、、
    憲法改正と言うより「全文見直し」派です。
    21世紀の文章で、小学生にも分かりやすく、解釈論議にならないようシンプルに作成し直して頂きたいものです。!(^^)!
    2022年08月29日 12:22
  • 管理者Gくん

    直感馬券師さん!!さっそくのご訪問・コメントありがとうございます。上記本文は、最近はほとんど自分メモ用で書いていますww

    http://clubseve.blog103.fc2.com/blog-entry-3017.html#cmカレー(ミックスグリル風)税込1650円< ですか。お値段的にはそんなものでしょうか!!ミックスグリルは、空港の洋食屋とかでよく食べています(ワインといっしょに)。
    2022年08月29日 16:14

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