<6月分雑記 開始>
このコーナーでは、雑記・小ネタを、備忘録風に書いていきます。説明を要するテーマは独立スレッドとし、記事表題にはリンクを貼り記事インデックスを兼ねます。
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06.02<国際 日朝協議・拉致問題再「調査」へ>
スウェーデンで行なわれていた日朝政府間協議が、14年5月28日に終わりました。拉致問題の解決につながるのでしょうか!?その関連で想うところを書きました。
なお当サイトは、コメントフリー、リンクフリーです。どなたでも大歓迎です。広く見解を募って、グレードの高い記事を書こうと思っています。コメントには、気が付き次第すぐに対応するように努力していますが、たまに遅れるときもあります。
06.06<NHK朝ドラ 花子とアン第58回>14年6月5日放送
きょうは、堅い話題から離れて番外編です。上記番組、いつも朝の時間帯何気に観ていたのですが、この回の最終シーンはよかったので紹介してみました。
2<書籍紹介 いしゐのぞむ『尖閣反駁マニュアル百題』>
管理者Gは、5月31日に上記表題書籍を最寄りの書店に注文して、ただ今入荷待ちです。尖閣の歴史(日中の歴史)に興味がある方にはお勧めです。
1ネット書店<amazon>
2<尖閣480年史 いしゐのぞむブログ>著者のブログ14年6月4日で本の装丁が載っています。
06.10<竹島問題 松嶋はどの島か?(下)>
竹島問題では、明治10年(1877年)太政官指令;”竹島外一島”という難解な問題があります。この問題、特にこの指令の「外一島」がどの島を指すのか?争い※1があります。それを上・下2回でまとめた記事が上記表題記事です。その上記表題記事のコメント欄に、「追記」を入れ補足しました。
※1 「外一島」とは、具体的には”松島”のことなのですが、この松島がどの島を指すのか!?争いがあり且つ難解なのです。この松島は、リアンクール岩礁(竹島/独島)であることは明らかであるという説が一つ。そうではなくこの”松島”も、鬱陵島であったとの説です。果たしてどちらが真実なのでしょうか!?
>(追記に代えて;鬱陵島の名称が竹島から松島に変わった理由)
上記本文[マトメ]部分の補足です。第一説「竹嶋松嶋二島説」、第二説「竹嶋松嶋二島説」、第三説「竹嶋松嶋一島説」の時系列をまとめます。
「第一説」(元禄時代頃~幕末)→「第二説」(幕末~1881年明治14年12月頃)→「第三説」(1881年明治14年12月頃~※2戦後?)→「第一説」(※2竹島問題が表面化した戦後?~現在)。
ただ、誤解してほしくないのは「第一説」は、元禄時代には、”竹嶋→鬱陵島、松嶋→現在の竹島(リアンクール岩礁)”と呼ばれていた歴史的事実があった、ということであって、どの時代の「竹嶋・松嶋」も、第一説の公式で説明できるわけではありません。したがって、ある一定時期での島名の判断にあたっては、時代による島名の変遷を考慮する必要があります。
※2 「第一説」が歴史的事実として、判明した時期は、専門学説的には比較的早い時期に、判明していたのでしょう。ただ、そのような時期(戦前)は、「竹島問題」はありません。「第一説」が一般化した時期は、たぶん戦後(1945年以降~)「竹島」の領土紛争が表面化してからだと推定します(調べてみます)。このことは、リャンコ島が竹島と命名され、島根県に編入された1905年2月のころも、真剣に検討されていません(1904.11.30 乙庶第152号)。つまり、この時にはリャンコ島が、昔の松島であることを関係当局は知らなかったのです。
この件で最近見つけたホームページ。→竹島.com<竹島には竹がないのになぜ竹島? >
この「竹島外一島」の件についての議論→Dokdo-or-Takeshima?
06.16<書籍紹介 尖閣反駁マニュアル百題>
今まで何度も本ブログで紹介していた尖閣諸島に関する問題(尖閣前史)を扱った書籍・いしゐのぞむ『尖閣反駁マニュアル百題』が、管理者Gの手元に届きました。その本の目次・前書き以下をパラパラとめくり、その概要を確認し、その紹介記事を書きました。購入の参考にして下さい。
06.25<書籍紹介 いしゐのぞむ『尖閣反駁マニュアル百題』2>
アマゾンでは上記書籍、現在売り切れで在庫がないそうです。ということは売れているということです。ブログで紹介している管理者Gとしては、うれしい限りです。この本のいいところは、相手方(中国)の元気の源(みなもと)=主張の源泉はどこかを考察し、それを徹底的につぶしていることです。中国側の元気の源は、何かというと、それは「尖閣前史」です。これをつぶせば、これ以後の主張は、自動的に潰えます。著者の着眼点でした。
転じて、この理屈は、「竹島問題」にも通じるところがあります。相手側(韓国)の元気の源は「竹島前史」です。日本が竹島を正式に島根県に編入した1905年以前の歴史(具体的には1900年~1906年頃)の相手側の主張をつぶせば、それ以後の主張は自動的に潰えます。
【参考論文】
1 塚本孝<奥原碧雲竹島関係資料をめぐって>
2 中野徹也<1905 年日本による竹島領土編入措置の法的性質>
3 塚本孝<国際法から見た竹島問題>
06.27<憲法 集団的自衛権>
いま、NHKの番組に高村自民党副総裁が出ています。憲法解釈の「集団的自衛権の行使容認」、決まりそうです。
[追記] この項目、7月1日に閣議決定で従来の政府見解が変更されました。加筆修正のうえ、新スレッドを立てました。→<上記表題>
14年6月分記事インデックスはこのスレッドで終わり、次回は14年7月分記事インデックスのスレッドを立てます。
前記事(14.5月分)←→後記事(14.7月分)
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この記事へのコメント
管理者Gくん
ただし、政治家(都議員)となった以上、何事にも動じない強い心を持って望む心意気も必要だと考えます。また、それを、ことさら人権意識で強調するマスコミも、批判は抑制的であってもいいと思います。まぁー!一過性の出来事ではあると思いますが。
自作自演
ただ女性議員の先生に野次に負けずに言い返して欲しかったです。議員をやる限りや字がついて回りますから。
めげないでいただきたい
管理者Gくん